久しぶりに取れた二日間の連休で、私は温泉に行くことにしました。
季節は夏でしたが、のんびりできる所に行きたくて、夏なら温泉もそんなに混んでいないだろうと温泉に決めました。
毎日仕事が忙しく、残業続き、家庭を顧みる暇もないほどで結局離婚してしまい今は気ままに一人暮らしです。
私が選んだ温泉は、と言うかいちょっと高級なホテルなんですが、周りにいろいろな温泉が点在していて、温泉巡りが出来る所です。
温泉と言えば「和風・畳」と言うイメージがありますが、あまり好きではないのでこのホテルを選びました。
そして期待通り、お客はまばらでした。
たっぷり温泉を満喫して、チェックアウトする時なんとなく手続きをしていたのですが、その際のホテルマンがちょっと気になりました。
ネームプレートには「安田隆夫」のと書かれています。
同じくらいの年の男性ですが、物腰が柔らかくとても穏やかな印象、全く非の打ちどころがないと言う感じです。
自分にはない物を持っているような気がしました。
そして、自分もこんな風になりたいと瞬時に思い、その後何のためらいもなく仕事を止めホテルへ就職しました。
瞬間的な感情で仕事を変えたことを後悔はしていません。
今の仕事はとても楽しいです。